【著作権業務の専門家とは】

日本の法律上、著作権関連法令の相談業務を行える者は三者おります。

弁護士、弁理士、そして行政書士です。
各仕業に対する相談内容は、重複する場面も御座いますが,独占的な場面も御座います。
また,各仕業において,全ての者が著作権業務を専門的に扱ってはおりません。
我々は、行政書士のなかでも著作権業務を専門とする支部公認の実務研究団体です

思い立ったら,我々に御相談してみて下さい。
相談解決の方向性だけでも,御提案はさせて頂きます。

 

【熊さんの絵】

ある日のこと大家さんのもとに熊さんが血相を変えて飛び込んできた。

大家さん「熊さん、どうしたのかね、慌てて」

熊さん「どうもこうもないやい、俺んちの隣の瓦版屋の八さんが俺が書いた絵を勝手に瓦版に載せたんでさあ」

大家さん「勝手に使ったのかい、使うよって断らなかったのかい」

熊さん「そうだよ、勝手に使ったのよ、瓦版見てびっくりしたよ」

大家さん「そうかい、じゃ八さんを呼んで話をきいてみるか」

大家さん「八さん、熊さんが書いた絵を瓦版に載せたってのは本当かい」

八さん「熊さんの絵を見せてもらったらいい絵だったんで使わせて貰ったよ」

大家さん「熊さんに言わないで使ったのかいそれは、いけないよ、熊さんが怒っていたよ」

八さん「それは悪かったな、どうすればいいかな」

大家さん「熊さんに謝って、瓦版の売れた代金からいくらか熊さんに謝礼を持っていったらどうかね」

八さん「そうするか、おかげで瓦版も売れ行きが良くて儲かったしな」

八さん「熊さん悪かったな、あんまりいい絵だったんで勝手に瓦版に載せたりして、これは少ないが絵を載せた代金だ、とっておいてくれ」

熊さん「お金なんかいらないよ、最初から瓦版に載せるからいいかいと断ってくれればよかったんだよ」

【行政書士の役割】

行政書士は、この大家のような役割を致します。

いまや、瓦版の時代と違いインターネットやデジタル機器の発展によって、一億総ユーザー、一億総クリエーターの時代を迎えております。

誰もが著作権を侵害される可能性があります。また誰もが著作権を侵害してしまう恐れがあります。

日本行政書士会連合会は、著作権を専門に学んだ行政書士を著作権相談員に任命し、全国の著作権の様々な相談に対応しております。

トラブルが起きる前に行政書士に相談しましょう。